沖縄の新進工芸作家、豊永盛人(とよながもりと) さん。 沖縄の張り子作家として人気の豊永さんの作品は、今では手に入れるのが難しいほど、多くの人が仕上がりを心待ちにしています。 人気の理由は素朴さだけではありません。 豊永さんの作品には、見る人の心の底に長く眠っていた “素の自分” をとり戻す力があるようです。
わずか4cmから10cmの小さな張り子細工なのに、見ていると 「全ての “しばり” をうち捨てて、はばかることなく甘えたくなってしまう」、 ような安らぎを感じさせてくれます。 豊永作品のもうひとつの魅力は、どんなにコンテンポラリーなテーマで制作したものでも、一旦仕上がると、郷愁にみちた懐かしささえ感じさせてくれることです。
1976年生まれですから、工芸作家の中でも特に若い豊永盛人さん。 しかし、彼の指先が創り出す琉球張り子は、どの作品も心に響く優しさに満ちています。 豊永さんの作品紹介には、言葉はいらないようです。 |
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